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梅雨が明けて、太陽の光がジリジリと照りつける季節がやって来ました。外出もしやすくなってレジャーを満喫している方も多いのでは? そんな楽しい思い出とともに残るのが、日焼けによる肌の赤みです。夢中で遊んでいるうちに、日焼け止めの塗布をおろそかにしてしまうと、肌がヒリヒリと赤くなってしまうことも……。

紫外線による攻撃で赤くなってしまった肌は、皮膚の内部にダメージがおよんでいると考えられます。肌の赤みがひいて落ち着いた頃に、ポツポツとシミが現れるなんてことも。5年後、10年後の肌も健やかなままでいたいなら、まずは赤くさせない日焼け対策を知ることが大切です。

日焼けの後に肌が赤くなるのはなぜ?やけどをしているの?

日焼けには、「サンバーン(赤くなる日焼け)」と「サンタン(黒くなる日焼け)」の2種類があります。

サンバーン(赤くなる日焼け)とは

「サンバーン」は、肌が紫外線に当たってすぐに変化が現れるタイプの日焼けで、肌がヒリヒリ痛んだり、赤みが出たりする炎症を起こした状態(日光皮膚炎)です。紫外線の波長の一つ・UVBの影響で、皮膚細胞から炎症の引き金になる物質が分泌されて血管が拡張し、肌が赤くほてります。また、肌本来のバリア機能が低下しているので、雑菌やほこりなどちょっとした刺激でかゆみを感じてしまうことも。

サンタン(黒くなる日焼け)とは

一方の「サンタン」は、「サンバーン」が落ち着いた数日後に肌が黒くなる日焼けです。紫外線によるダメージから体を守ろうとする皮膚の防衛反応によりメラノサイトという細胞が大量のメラニン色素を産出し、その結果として肌が黒く変化します。

一般的な日焼けは熱傷深度・1度のやけどに分類されるので、きちんとした対処が必要です。いずれの場合でも、肌表面の腫れや痛みがひどい、ただれた状態になっている場合には、皮膚科を受診し、適切な治療を受けることをおすすめします。

日焼けで「赤くなる人」と「黒くなる人」は肌の構造が違うの?

日焼けは人によって肌の反応に違いがあります。大きく2つのタイプに分けると、「肌が赤くなりやすい人」と「肌が黒くなりやすい人」です。さらに細かく見ていくと、日焼け後の肌は紫外線に対する反応で6つのスキンタイプ(フォトスキンタイプ)に分類されます。

  1. 常に赤くなり、決して皮膚色が濃くならない
  2. 常に赤くなり、その後少し皮膚色が濃くなる
  3. ときどき赤くなり、必ず皮膚色が濃くなる
  4. 決して赤くならず、必ず皮膚色が濃くなる
  5. 皮膚色がとても濃い
  6. 皮膚色がもともと黒色に近い

日本人の多くが2~4に当てはまり、その違いは皮膚のメラニン色素を産生する力の差が関係しています。メラニン色素は、シミやくすみの原因と悪者にされがちですが、本来は皮膚細胞を守って肌悩みを防ぐためのもの。2や3のタイプは、メラニン色素が保護しきれなかった皮膚細胞が炎症のきっかけを作り、肌が赤くヒリヒリしてしまうのです。紫外線防御力が弱く、日々蓄積したダメージでシワやたるみなどの光老化を感じやすい肌タイプでもあります。

日焼け後の赤みはいつまで続くの?ムズムズかゆみは何日我慢すればいい?

紫外線を浴びた肌は、1時間後から数時間後に赤くなります。日焼けの程度ににもよりますが、肌の赤みは8~24時間でピークをむかえ、その後1~2日ほどヒリヒリした痛みをともないますが、通常は2~3日後に落ち着くでしょう。ちなみに、黒く日焼けした肌は本来の皮膚色に戻るまで数週間から数か月ほどかかります。

肌が赤くなっている間、衣類のこすれやほこり、雑菌などの刺激でかゆみを感じた経験はありませんか? それは、皮膚の「表皮」という層が紫外線によってダメージを受けて十分な水分を保持できなくなり、肌のバリア機能が低下しているからです。乾燥によるムズムズであれば、アフターケアをきちんと行えば、2~3日くらいでおさまるでしょう。皮がむけているときは、無理にはがそうとしないでくださいね。新しく作られた皮膚まではがれてしまう場合があります。

紫外線から肌を隠して赤くさせない!日焼け対策の基本を覚えましょう

日焼けを防ぐためにまず気をつけてほしいのが、紫外線を浴びないことです。これだけは押さえておくべき基本的な日焼け対策を3つご紹介します。

  1. 外出するときは、紫外線が強い午前10時から午後2時頃はなるべく避け、外では日陰に入るようにしましょう。
  2. 日傘や帽子などのファッションアイテムを使って、露出している肌を隠しましょう。目も紫外線のダメージを受けやすいので、日焼け対策を強化するならUVカット効果のあるサングラスをかけた方がおすすめです。
  3. 季節やシチュエーション、肌質に合わせて日焼け止めを正しく使いましょう。外出時はもちろん、洗濯物を干す間やごみ捨てに行くときなど常日頃から日焼け止めを塗るのがポイントです。

日焼け止めを選ぶときは、「SPF」に注目しましょう。「SPF」とはUVBによって肌が赤くなるサンバーンの発生をどれくらい引き延ばせるかを数値化したもので、数字が大きくなるほどブロック力が強くなります。

【日焼け止めの正しい塗り方】

  1. 日焼け止めの説明書に従って、適量を手に取ります。
  2. 顔の内側から外側に向かってのばします。
  3. 顔の中の高い部分は焼けやすいので、重ね塗りしましょう。

日焼け止めの多くは、2~3時間で効果が薄くなり、汗や皮脂で落ちてしまうこともあるので、こまめに塗り直すように心掛けてくださいね。

紫外線に隙を見せない!日焼け止めの選び方や塗り方はこちらで詳しく解説中

日焼け止めを塗る順番で効果が変わる?健康肌を保つために覚えておきたい日焼け止めの使い方

さらに、体の内側からも日焼け対策をすると紫外線ダメージのブロック力がアップ! 夏はトマトを食べるのが一押しで、リコピンという成分の高い抗酸化力が紫外線によって生じる活性酸素を減らす働きがあります。それにより、肌の酸化や炎症が抑えられ、サンバーンもサンタンも軽減する効果が期待できますよ。

夏本番!本気の紫外線対策を始めるならこちらをチェック!

紫外線対策とは?お出かけ前の「3ステップ」で肌を守ろう!

日焼けで肌が赤くなってしまったときのアフターケアと注意点を知りたい!

日焼けをした肌は、表面で炎症が起きている軽いやけどと同じ状態です。痛みや腫れ、ただれなどがなく、セルフケアで対応できる範囲であれば、まずは、ヒリヒリ感を抑えるために冷やしましょう。また、日焼けで赤くなった肌は水分が蒸発しやすく、うるおいを保ちにくくなっています。赤みやヒリヒリする痛みが落ち着いたら、化粧水でたっぷり水分を与えて、乳液やクリームなどに含まれている適度な油性成分でフタをする保湿ケアを行いましょう。

ヒリヒリ感を抑えるためにとにかく【冷やす】

肌がとてもデリケートな状態になっているので、強い刺激を与えないように優しく冷やします。濡れたタオルや保冷剤、氷のう(氷を入れた袋)を当てる、もしくは流水をかけましょう。保冷剤や氷のうを当てるときは、直接ではなくタオルで巻いたものを使うと肌への刺激が弱まります。肌のほてりが落ち着くまで冷やしてくださいね。

乾燥しやすいのでとにかく【保湿する】

徹底した水分補給を始めましょう。ほてりを抑えながら保湿するシートマスクや、お手持ちの化粧水を使ったコットンパックを活用して、うるおいを角質層のすみずみまで浸透させます。肌本来の状態に近づくまで、保湿力の高い化粧品に切り替えるのも一つの手段です。じっくり角質層にうるおいを補った後は、乳液やクリームで肌表面をカバーするのを忘れずに。

うなじや腕など肌が露出している部分も顔と同様に日焼けをしているので、ボディもきちんとアフターケアをしましょう。また、日焼けで赤くほてった顔を急いで隠したいときは、色がついたメイク下地やコントロールカラーで肌のトーンを上げてからメイクをする方法もあります。肩や背中などは、薄いストールをコーディネートにプラスするとよいでしょう。肌を隠しながら、視線をきれいな色に集中させることができます。ただし、刺激になりそうであれば控えてくださいね。

日焼け(日光皮膚炎)がひどい場合は、炎症によって血管から水分が漏れて水疱(水ぶくれ)になることがあるので要注意です。ここまでの症状が出たら、水疱をつぶしたりせず、まずは冷やすことを優先させて、早めに皮膚科を受診しましょう。

ヒリヒリ赤くなってからでは辛い!事前の対策で夏を快適に過ごしましょう

肌が赤くなる日焼けをしてしまうと、せっかく薄着で軽やかになれる夏なのに服で隠したくなりますよね。それでは、なんだか心まで閉じ込められたみたい。前もっての日焼け対策を万全にしておけば、そんなブルーな気分とは無縁です。楽しく快適に夏を過ごして、未来の自分の肌が美しく健やかにキープできるように、いいことだらけの日焼け止め対策を今日から始めましょう!

FOUR SEEDSのオールインワンモイスチャージェルは、保湿美容成分を配合したボディにも使用できるジェル状美容液。とろみのあるテクスチャーが摩擦を軽減しながら日焼けで乾いた肌に優しく密着して、角質層をうるおいで満たします。