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混合肌は、オイリー肌と見せかけて、実は肌の奥に「乾燥」がひそんでいるバランスが乱れた状態。うるおいを保てずにいると、肌荒れを招くこともあり、早めのケアを取り入れたいところ。「オイリー肌」と「乾燥肌」が共存する混合肌は、一見スキンケアが難しそうに思えますが、肌の状態やお手入れの順番を一度覚えてしまえば、他の肌タイプ向けのスキンケアと大きく変わりません。今回は、混合肌の特徴とともに、スキンケアの基本を振り返ってみましょう。

おでこや鼻はオイリーなのに、頬がつっぱる!混合肌はどんな状態になっている?

混合肌とは、部分的にカサついたり脂っぽかったりする肌のことで、日本人の女性に多い肌タイプです。Tゾーン(おでこや鼻)をはじめとする皮脂腺の働きが活発な部分は、皮脂分泌が多くなるためテカリが生じ、キメが乱れて毛穴が目立ちます。逆に、皮脂分泌が少ない頬や目元は乾燥してカサつき、シワが目立ってしまうことも。

混合肌の引き金になるのが、肌内部の水分が不足している「インナードライ」と呼ばれる状態です。生活習慣やストレスなどで角質層の保湿力が弱まると、少ない水分が逃げないように守ろうと肌は皮脂を過剰に分泌。そのため、皮脂量と水分量のバランスが崩れて、「オイリー肌」と「乾燥肌」の部分がより目立つようになり、混合肌に傾いてしまいます。

また、混合肌は皮脂分泌が部分的に過剰になっているので、ニキビができやすいという特徴があります。そして、日中の生活では、ファンデーションが崩れやすいと悩んでいる人が多いようです。

自分の肌が混合肌かどうか分からないという人は、洗顔後にスキンケアをせずに少し時間を置いてみましょう。頬や目元がつっぱるけれど、Tゾーンに皮脂が浮いてくるようなら、スキンケアのやり方を見直してみてはいかがでしょうか。

ベタつきとカサつきの両方にアプローチ!混合肌のスキンケア術とは?

混合肌は「オイリー肌」と「乾燥肌」という真逆の肌質が混在しているので、皮脂量と水分量のバランスが徐々に整っていくように適切なスキンケアを続けることが大切です。べたつきが気になって、皮脂を必要以上に取り去ったり、乳液やクリームを省いたりすると、肌内部のうるおいが保てずに余計に皮脂の分泌が促進されてしまいます。スキンケアのポイントは、水性成分をたっぷり補いつつ、油性成分が少なめの乳液やクリームを選ぶこと。うるおいをしっかり閉じ込めるようにスキンケアをしましょう。

【STEP1】油性成分を多く含んだメイクを落とす

洗顔料だけでは落とし切れないメイクの油性成分をクレンジング剤ですっきりオフします。アイラインやマスカラなど色がしっかりつくメイクは落ちにくいことも。ゴシゴシこすると肌に負担がかかるので、ポイントメイク落としを併用してみてくださいね。

  1. 手を洗って清潔にします。適量のクレンジング剤を手のひらに取って顔全体に伸ばしたら、中指と薬指を使って頬からクルクルと優しい力でメイクとなじませます。
  2. おでこの中心からこめかみに向かって、頬と同様にらせんを描くようになじませます。
  3. 鼻は中指を上下にスライドさせてなじませます。汚れがたまりやすい小鼻は丁寧に。
  4. 鼻の下は指を左右に軽くスライドさせる程度に。
  5. あごは、おでこと同じように、中心から耳の下に向かってクルクルとなじませます。
  6. クレンジング剤とメイクがよくなじんだら、ぬるま湯で洗い流すか、よく湿らせたコットンでふき取ります。

【STEP2】洗顔で余分な皮脂と汚れを落とす

余分な皮脂や汚れを放置すると、毛穴にダメージを与える原因になります。1日2回(朝と晩)の洗顔で落としましょう。洗浄力の高い洗顔料は、必要な皮脂まで洗い流してしまう場合があります。選ぶなら、肌への負担が軽いマイルドな使い心地の洗顔料がおすすめです。

  1. 肌の摩擦を防ぐためにも、洗顔料は泡立てが大切。手のひらに油分が残っていると泡立ちにくくなるので、手を洗って清潔にします。
  2. 適量の洗顔料を手のひらに取り、少しずつ水を加えながら泡立てます。泡立てが苦手な人は、泡立てネットや洗顔泡だて器などを利用するとよいでしょう。手のひらにのせた泡を逆さにしても流れ落ちないくらいが泡立ての目安です。
  3. 皮脂分泌が盛んなTゾーン(おでこや鼻)から、肌の上で泡のクッションを転がすイメージの優しい力で洗顔をスタート。乾燥しやすい目元や口元は泡をのせるくらいで十分です。
  4. ぬるま湯ですすぎます。髪の生え際やフェイスラインは、洗顔料が残りやすいのでしっかりすすいでくださいね。熱いお湯は、うるおいを守っている必要な皮脂まで落として、肌を乾燥させます。
  5. 洗顔後は、タオルで顔をやさしく押さえて、余分な水分を吸い取ります。ゴシゴシ拭くのは、肌を摩擦して負担がかかるのでNGです。

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洗顔料は手で泡立てる?ネットを使う?上手な泡立て方のコツを大公開

【STEP3】水性成分を補って肌を整える

洗顔後は、化粧水を使ってたっぷりと角質層にうるおいを与えます。洗顔後の肌は、皮脂膜やうるおいが洗い流された無防備な状態。早めに水分を補ってコンディションを整えましょう。うるおいが足りないと、老化角質が自然にはがれ落ちにくくなります。蓄積した老化角質と余分な皮脂の混ざったものが、毛穴をふさいで目立たせる角栓です。また、肌表面に残った老化角質がめくれ上がると肌のカサつきに。

手のひらやコットンに適量の化粧水を取り、顔の中心から外側に向かってまんべんなくなじませます。肌になじませたら、ハンドプレスをするのがおすすめ。手のひらから伝わる体温と心地良い圧が角質層の深くまで化粧水が浸透するのをサポートします。「乾燥肌」に傾いている頬や目元は、つっぱり感がやわらぐまで重ねづけしましょう。

【STEP4】油性成分でうるおいを閉じ込める

混合肌のスキンケアで重視したいのが、角質層にうるおいを閉じ込める保湿ケアを続けること。皮脂の分泌が適度に整ってきて、乾燥だけでなく、テカリや毛穴開きなどの肌悩みも防ぎます。

油性成分を含んだ乳液やクリームなどの保湿化粧品を手のひらに適量取って、顔全体になじませます。化粧水と同様に、顔の中心から外側に向かって塗布するのが基本。ハンドプレスや重ねづけもこのステップに取り入れてみて。特に乾燥が気になる部分には、美容液やアイクリームをプラスするといいでしょう。今はライトな質感の乳液やクリームがたくさんあるので、Tゾーンへ油性成分を塗るのに抵抗がある人は、さらっとしたタイプの保湿化粧品から試してみてはいかがでしょうか。

メンズも密かに悩んでいる!混合肌におすすめのシンプルスキンケアアイテム

男性のなかには、Tゾーンのテカリに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。実は、その原因として混合肌による影響が考えられます。最近、スキンケアを楽しむ男性が増えていますが、なかなか丁寧なスキンケアを学ぶ機会は少ないかもしれません。女性と同様に、男性も混合肌向けのスキンケアステップを行ってほしい……のは山々ですが、今まで習慣にしていなかったことを続けるのはなかなか難しいもの。そこでおすすめなのが、「オールインワンジェル」の活用です。

オールインワンジェルは、化粧水から乳液・クリームまでのステップを1つにまとめた、肌が必要としている整肌成分や保湿成分などを適度にバランスよく配合しているアイテム。これなら、スキンケアのやり方や塗布する順番が分からなかった人や、忙しくてお手入れの時間を多く割けない人も健やかな肌をキープするスキンケアが続けられますよ。

FOUR SEEDSのオールインワンモイスチャージェルは、肌をしっとり柔らかく保つジェル状美容液。ユニセックス仕様で男性にも使いやすい植物由来の自然な香りが特徴です。炭が持つ吸着力が余分な皮脂や汚れを落とすフェイシャルウォッシングフォーム(洗顔料)とのセットづかいもおすすめ。仕事や家事、子育てで毎日慌ただしい女性にも。

スキンケアは基本が大切!混合肌に合うスキンケアはシンプルで簡単

「混合肌のスキンケアは難しい」と思い込むのは今日でおしまい。正しいスキンケアの方法を知って、今日から水分と油分のバランスが整った健やかな肌を目指す肌育を始めましょう。睡眠不足や栄養バランスが偏った食事も肌質を不安定する原因の一つ。ニキビや毛穴開き、乾燥を防ぐなら、生活習慣も一緒に見直すようにしてくださいね。